イギリスの本格ミステリー作家ピーター・ディキンスンの生み出した、イギリスの警察官探偵。
初登場時にはスコットランド・ヤードの警視でしたが、後に現役を退いて、第5作「盃のなかのトカゲ」では富豪のボディーガードとして事件にかかわったりもしました。
そのキャラクター像は、妻には頭が上がらないというぐらいであまり特徴もなく、捜査方法も直観を重視するものの地道なもので、印象度は若干薄い探偵かもしれません。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | ガラス箱の蟻 | 1968 | HPB1144 | CWA賞ゴールド・ダガー賞('68) ディキンスンのミステリ処女作 |
2 | 英雄の誇り | 1969 | HPB1146 | CWA賞ゴールド・ダガー賞('69) |
3 | 封印の島 | 1970 | 論創社 論創海外ミステリ50('06) | |
4 | 眠りと死は兄弟 | 1971 | HPB1218 | |
5 | 盃のなかのトカゲ | 1972 | HPB1236 | |
6 | One Foot in the Grave | 1979 | - |