”最後の刑事”の異名を持つ直感型の警察官探偵
現代イギリスを代表する本格作家ピーター・ラヴゼイの生んだイギリスの警察官探偵。バースのエイヴォン・アンド・サマセット署の警視。
40歳を過ぎた体重110キロを超す巨漢の中年男性で、腕は確かなものの思ったことを口に出さずにはいられないタイプのため、上司からも部下からも煙たがられています。
一度は上司と対立して警察を退職しますが、デパートの警備員として働いていた際に偶然巻き込まれた事件を見事に解決し、再び復職、警視に返り咲きました。
捜査方法は直感型で自分の勘を最優先し、コンピュータなどの科学捜査を毛嫌いしています。そのため「最後の刑事」とあだ名されています。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 最後の刑事 | 1991 | 早川文庫91-10 早川書房('93) |
アンソニー賞 |
2 | 単独捜査 | 1992 | 早川文庫91-13 早川書房('95) |
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3 | バースへの帰還 | 1995 | 早川文庫91-14 早川書房('96) |
CWA賞シルヴァー・ダガー賞('95) |
4 | 猟犬クラブ | 1996 | 早川文庫91-17 早川書房('97) |
CWA賞シルヴァー・ダガー賞('96) |
5 | 暗い迷宮 | 1997 | 早川文庫91-20 早川書房('98) |
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6 | 地下墓地 | 1999 | 早川文庫91-22 早川書房('99) |
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7 | 最期の声 | 2002 | 早川文庫91-23 早川書房('04) |
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8 | 漂う殺人鬼 | 2003 | 早川文庫91-24 早川書房('05) |
ヘン・マリン主任警部との共演 |
9 | The Secret Hangman 処刑人の秘めごと |
2007 | 早川書房('08) | |
10 | Skeleton Hill | 2009 | - | |
11 | Stagestruck | 2011 | - | |
12 | Cop to Corpse | 2012 | - |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | The Circle 殺人作家同盟 |
2005 | 早川書房('07) | ヘン・マリン主任警部が主役の長編 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 | |
1 | 服用量に注意のこと | 1998 | 早川文庫91-15 | エドワード2編、ダイヤモンド警視3編他全16編 | |
1 | イースター・ボンネット事件 | 1995 | HMM'97.9 | ||
2 | ウェイズグース | 1995 | HMM'96.9 | ||
3 | クリスマス・ツリーの殺人 | 1992 | HMM'99.12 | 読者への挑戦状 | |
2 | The Sedgemoor Strangler and Other Stories of Crime | 2001 | - | 全16編 | |
1 | 殺しのくちづけ | 2000 | 光文社文庫「夜明けのフロスト」('05) ジャーロ'03冬 |