タイトル | 黒いトランク |
||
英題 |
Inspector Onitsura's Own Case | ||
発表年 |
1956 | ||
著者/解説 |
鮎川哲也/有栖川有栖、北村薫、戸川安宣 | ||
カバーデザイン |
イラスト EMI/デザイン 柳川貴代+Fragment | ||
ページ数 |
358(巻末「戦後本格の出発点」) | ||
あらすじ(解説文) |
|||
出版 |
東京創元社 創元推理文庫403-3 |
本書は棺桶の移動がクロフツの「樽」を思い出させるが、しかし決して「樽」の焼き直しではない。むしろクロフツ派のプロットをもってクロフツその人に挑戦する意気ごみで書かれた力作である。細部の計算がよく行き届いていて、論理に破綻がない。こういう綿密な論理の小説にこの上ない愛着を覚える読者も多い。クロフツ好きの人々は必ずこの作を歓迎するであろう。 江戸川乱歩 | |
初版 |
2002年(620円) | ||
重版 |
|||
入手 |
|||
ISBN |
4-488-40303-4 |
【付録】
「書下し長篇探偵小説全集」第十三巻(当選作)選考結果について
空想と現実と(鮎川哲也)
創作ノート(鮎川哲也)