要注意本の特集

(最終更新日 2005.2.22)


■はじめに■

 推理小説やその書評・解説文などを読んでいて、何の予告もなしに他作家の作品のトリックや犯人、ネタなどをばらされ、ひどく憤慨したことはありませんか?

 このコーナーでは、そのような嫌な思いをしないで済むように、予告なしでネタバレ行為をしている危険な書籍をピックアップして紹介したいと思います。

 そのような危険な書籍を見つけましたら、是非ご一報下さい。ここにリストとして掲載させていただきます。

 その作品名、内容、あなたのお名前(ハンドル・ネームでOK)を忘れずに。
なおネタバレの内容については、直接的に書かずに、出来るだけ婉曲的に書いて下さい(私に対するネタバレにならないよう)

 また、このリストに載っているからといって、その作品がつまらないという訳ではありません

(掲示板の方で受け付けております)


■危険な書籍一覧表■

作品名 内容 情報提供
鬼面村の殺人
折原一(光文社文庫)
エラリー・クイーンの中編「神の燈火」について作品名まで明かして、作品のトリックを仮説としてあちこちで検証している ジェームズ・ハンター師
本陣殺人事件
(横溝正史)
ホームズもののある作品について
(トリックに関して解決編の中で)
N・M卿
花の棺
(山村美紗)
クリスティーのある作品について(最後の方)
この作品を契機にネタばれが怖くなって日本のミステリをあまり読まなくなりました。
創元推理文庫版「シャーロック・ホームズの事件簿」の解説文 「事件簿」の作品に関連して、ある複数の作品について
マンガ「探偵学園Q」
長編第一作「切咲島の惨劇」
複数の作家の作品について(関連作家はドイル、クリスティー、クイーン)(今までで一番最悪!)
四人の署名
(コナン・ドイル)
前作「緋色の研究」の犯人について(冒頭部分)
黒衣婦人の香り
(ガストン・ルルー)
前作「黄色い部屋の謎」の犯人について
(登場人物一覧表も見ないほうがいいです)
陸橋殺人事件
(ロナルド・A・ノックス)
ホームズ「まだらの紐」(物語終盤)
名探偵なんか怖くない
(西村京太郎)
明智、クイーン、ポアロ、メグレの主な作品 ノワール
名探偵コナンTV
第225話「商売繁盛のヒミツ」
ホームズ「赤髪連盟」 なんじ
「帽子から飛び出した死」
(クレイトン・ロースン)
ディクスン・カーの「三つの棺」でフェル博士が行う密室講義を読んでからこの作品を読んだほうがいいかもしれません。
また、前半でさまざまな作品のトリックに触れていますが、作品の名前までは指摘していないのでまあ大丈夫だと思います。
N・M卿
綾辻行人「館」シリーズ全作 これは前の作品のネタばれ・人間関係の変化などかなり分かってしまいます。このシリーズは刊行順に読まれることをお勧めします。
黄色い部屋の謎
(ガストン・ルルー)
ポオ「モルグ街の殺人」、ホームズ「まだらの紐」
創元推理文庫版の解説にも同様のネタバレあり
ニッポン樫鳥の謎
(エラリー・クイーン)
ポオ「モルグ街の殺人」
「D坂の殺人事件」
(江戸川乱歩)
ポオ「モルグ街の殺人」 じ~じょ
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