新本格を代表する推理小説家・有栖川有栖のデビュー長編「月光ゲーム」をはじめとする3長編などで活躍する学生探偵。
英都大学文学部の四回生で、推理小説研究会に所属し、同じく推理小説研究会に所属する著者と同じ名前の法学部一回生・有栖川有栖とのコンビで、難解な謎に立ち向っていきます。
なお有栖川有栖氏のもう一人の名探偵の火村英生のシリーズにも推理作家の有栖川有栖という人物が出てきますが、まったくの別人であるとされています。
No. | 事件名 | 発表年 | 出版 | 備考 |
1 | 月光ゲーム─Yの悲劇'88─ | 1989 | 創元推理文庫414-1 東京創元社 |
有栖川有栖のデビュー作 |
2 | 孤島パズル | 創元推理文庫414-2 東京創元社 |
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3 | 双頭の悪魔 | 1992 | 創元推理文庫414-3 東京創元社 |
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4 | 女王国の城 | 2007 | 創元推理文庫414-5・6(上下) 東京創元社 |
No. | 事件名 | 発表年 | 出版 | 備考 |
1 | やけた線路の上の死体 | 1986 | 岩崎書店 現代ミステリー短編集3「動物園の暗号」('06) 光文社文庫「無人踏切」 |
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2 | 二十世紀的誘拐 | 1995 | 角川文庫「誘拐」('97) 角川書店「誘拐」('95) |
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3 | 開かずの間の怪 | 角川文庫「密室」('97) 角川書店「密室」('94) |
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4 | 老紳士は何故……? | 創元推理文庫400-52「競作五十円玉二十枚の謎」 | ||
5 | ハードロック・ラバーズ・オンリー | 講談社文庫「自選ショート・ミステリー」('01) |