タイトル | 誘蛾燈 |
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英題 |
- | ||
発表年 |
1978 | ||
著者/解説 |
横溝正史/中島河太郎 | ||
カバーデザイン |
杉本一文 | ||
ページ数 |
245 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
角川書店 角川文庫 緑304-56 |
「来た、来た、蛾が舞いこんできやがったぞ。誘蛾燈に誘われて」 ごろごろと咽喉を鳴らすような奇妙な声で男が呟いた。だが、男の見つめる先には誘蛾燈などまったくない。まして、十一月の夜に蛾が出るはずもないのだ。青年は不思議に思って男に訊ねた。 「向こうに見えるあの灯がそうだよ」 男が顎をしゃくって見せた先の、道一つ隔てた坂上に、薔薇色の灯をともした瀟洒な建物が見える。 「あの灯が薔薇色に輝く晩は気をつけなきゃいけないねぇ」 それから男がしみじみと青年に聞かせた話は、その屋敷に住む美しい女主人の、世にも恐ろしい物語だった……。 表題作ほか九篇を収めた傑作短編集! |
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初版 |
1978年(260円) | ||
重版 |
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入手 |
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ISBN |
4-04-130456-3 |
1 妖説血屋敷
2 面(マスク)
3 身替わり花婿
4 噴水のほとり
5 舌
6 三十の顔を持った男
7 風見鶏の下で
8 音頭流行
9 ある戦死
10 誘蛾燈