タイトル | 呪いの塔 |
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英題 |
- | ||
発表年 |
1932 | ||
著者/解説 |
横溝正史/中島河太郎 | ||
カバーデザイン |
杉本一文 | ||
ページ数 |
393 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
角川書店 角川文庫 緑304-45 |
軽井沢高原の朝もやの中にうっそりと聳えるバベルの塔。この塔の外側には放射状に伸びた七つの階段がある。今、怪奇小説で有名な作家大江黒潮とその仲間たちが集い、この塔を利用して仮想犯罪劇を演じていた。粋狂な連中の退屈しのぎにふさわしいゲームである。殺される役は何と黒潮自身。 やがてこの劇も終ろうとする時突然、あたりに響きわたる凄じい悲鳴が聞こえた、黒潮の声である。驚いた人々が迷路のように入り組んだ階段を登り、展望台に辿り着いた時、そこには肩口にナイフを突きたてられ、えびのように体を曲げた黒潮の死体が─。 緻密な構成で練り上げた、横溝正史の傑作長編推理! |
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初版 |
1977年 | ||
重版 |
1977年再版(380円) | ||
入手 |
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ISBN |
4-04-130445-8 |