タイトル | 怪獣男爵 |
||
英題 |
- | ||
発表年 |
1948 | ||
著者/解説 |
横溝正史/山村正夫 | ||
カバーデザイン |
杉本一文 | ||
ページ数 |
226 | ||
あらすじ(解説文) |
|||
出版 |
角川書店 角川文庫 緑304-81 |
瀬戸内海の真中に男爵島という離れ小島がある。全島が赤松に覆われているが、島の中ほどの小高い丘の上に奇妙な建物がたっていた。尖塔や、周囲に廻せた広い堀と跳橋は、まるで西洋の古城のようだ。だがこの建物のまわりには、一種異様な妖気が漂っていた。 八月も末のある午後のこと、一艘のヨットが男爵島の沖合いを走っていた。すると突然、黒雲が広がり、叩きつけるような大雨と突風がヨットを襲った。その時である。島から望遠鏡でしきりにこの様子を窺っている人影があった。狭い額、出ばった顎、落ち窪んだ眼。そうだ、これこそ荒くれ漁師達を震え上がらせた、男爵島の怪物だったのだ! サスペンス溢れる傑作長編推理。 |
|
初版 |
1978年 | ||
重版 |
1982年7版(300円) | ||
入手 |
|||
ISBN |
4-04-130481-4 |