タイトル | 猟奇の果 |
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英題 |
- | ||
発表年 |
1930 | ||
著者 |
江戸川乱歩 | ||
カバーデザイン |
多賀新 | ||
ページ数 |
222 | ||
あらすじ(解説文) |
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出版 |
春陽堂書店 江戸川乱歩文庫12 |
妖美幻想の世界を万華鏡のプリズムを通して描く巨匠・江戸川乱歩の代表的名作! ─この物語の主人公は、名古屋市のある資産家の次男で、名を青木愛之助という。 愛之助は猟奇の徒であった。愛之助の大学以来の友に品川四郎という通俗科学雑誌社を経営する男があった。招魂祭でにぎわう九段で、愛之助はその品川に瓜二つのスリに出会ったことが、それからの怪奇な事件の幕明きであった! 銀座裏の陰気なカフェーでポン引き紳士にさそわれ、愛之助は「秘密の家」に案内された。そして、そこで見たものは? 品川四郎そのままの幽霊男が出没するところ怪奇な事件はつづく! 郊外の寂しい家で女の生首をもてあそぶ幽霊男! 物語はいよいよ佳境へ……。 |
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初版 |
1987年 | ||
重版 |
1993年3版(460円) | ||
入手 |
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ISBN |
4-394-30114-9 |