世界で最も有名なミステリーの女王
ご存知ミステリーの女王で、世界的なベストセラー作家としても知られており、その著書は英語圏にとどまらず全世界で翻訳されています。
この点刊行された書籍数の累計は10億部以上と推定されていて、これは聖書とシェイクスピアに次ぐ数字とも言われており、いわば世界中で最も読まれていると言っていいミステリー作家です。S・S・ヴァン・ダイン、エラリー・クイーン、ディクスン・カー、F・W・クロフツらとともに本格黄金時代の代表的作家と目されています。
またドロシー・L・セイヤーズ、オースチン・フリーマン、F・W・クロフツ、H・C・ベイリーとともにイギリスの五大ミステリ作家の一人とされたり、ドロシー・L・セイヤーズ、マージェリー・アリンガム、ナイオ・マーシュと並んで英国女流本格作家の〈ビッグ4〉と称されたりなど、様々な形でとにかく代表的な作家の一人として必ず数え挙げられる程の存在です。
イギリスの保養地として知られるデヴォン州のトーキーに生まれ、正規の学校教育は受けず母親から教育を受けて育ちます。そして小さい頃から姉の影響でミステリーにも親しんでいたらしく、その後第一次大戦の最中に病院勤務をしていた時にかつての読書体験や病院勤務の経験を活かしてミステリーを書こうと決心します。
もっとも彼女の作家生活はデビュー当初から上手くいっていた訳ではなく、処女作「スタイルズ荘の怪事件」は原稿を送ったものの6社に断られ、7社目にしてようやく出版にこぎつけたという苦労も味わっています。
彼女がミステリー作家として一躍注目を集めたのは、そのトリックがフェアかアンフェアかで一大論争を巻き起こしたポアロ第3作で衝撃の問題作「アクロイド殺し」を発表したことがきかけでした。しかしこの論争や直後に起こした今も謎に包まれている謎の失踪事件、そしてほどなく最初の夫との離婚など、精神的には不安定な時期でもあったようです。
その後もミステリ作家として代表作を次々に発表し続けていくことになる彼女ですが、特に2度目の夫である考古学者のマックス・マローワンと1930年に再婚してからは精神的にも、また生活の方も安定したのか、「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」をはじめとする傑作を次々に送り出しています。
この時期に代表作が集中しているのはこういった要素があったためだと言われていて、以後はメソポタミアで夫の発掘を助けながら、充実した作家生活を送り始めるようになったのでした。
晩年になると毎年一作品をクリスマスに合わせて発表するようになり、クリスマスの日にクリスティーの作品を読むことはイギリス人の恒例行事といえるほどだったといいます。
日本においてもその作品は古くから親しまれていて、ほぼすべての作品が翻訳・刊行。しかも作品数が非常に多い作家の中で、現在すべて(といっていいのでは)の作品を新刊書店で手軽に購入することができる唯一の推理作家でもあります。
また2003年には全100冊となる”クリスティー文庫”が早川書房から刊行され、本棚にこれをすべて並べてみて、その偉大さを改めて思い知らされました。
1920年にポアロ第1作「スタイルズ荘の怪事件」を発表して以来、最後の発表作1976年の「スリーピング・マーダー」まで、全部で66の長編と150にのぼる中短編、自伝、メアリ・ウェストマコット名義の普通小説、その他劇場用・ラジオ用ミステリなどを発表し、およそ50年もの長きにわたって活躍しました。
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 茶色の服の男 (茶色の服を着た男) |
1924 | 早川文庫 クリスティー文庫72 早川文庫1-68 創元推理文庫105-21 HPB265 |
TVドラマ化「アガサ・クリスティ/殺しのブラウン・スーツ」('88) |
2 | シタフォードの秘密 (シタフォードの謎) (山荘の秘密) (吹雪の山荘) |
1931 | 早川文庫 クリスティー文庫76 早川文庫1-81 創元推理文庫105-22 HPB262 東京創元社 世界推理小説全集21('56) 早川書房 世界傑作探偵小説シリーズ10('52) 紫文閣 翻訳大衆小説シリーズ('39) |
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3 | なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? (謎のエヴァンス) (なぜエヴァンスに頼まなかったんだ?) |
1934 | 早川文庫 クリスティー文庫78 早川文庫1-62 創元推理文庫105-18 HPB526 別冊宝石55('56) |
TVドラマ化('80) |
4 | そして誰もいなくなった | 1939 | 早川文庫 クリスティー文庫80(新訳) 早川文庫 クリスティー文庫80 早川文庫1-1 HPB196 講談社インターナショナル ルビーブックス7('99) 早川書房 世界ミステリ全集1('72) 別冊宝石23('52) |
ハヤカワベスト100・3位 EQアンケート3位 映画化('45) 映画化「姿なき殺人者」('65) 映画化('74) 映画化「サファリ殺人事件」('89) |
5 | 死が最後にやってくる | 1945 | 早川文庫 クリスティー文庫83 早川文庫1-34 HPB396 |
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6 | 忘られぬ死 | 早川文庫 クリスティー文庫84 早川文庫1-80 HPB107 |
TVドラマ化('83) TVドラマ化('03) |
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7 | ねじれた家 | 1949 | 早川文庫 クリスティー文庫87 早川文庫1-73 HPB321 |
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8 | バグダッドの秘密 | 1951 | 早川文庫 クリスティー文庫88 早川文庫1-51 HPB280 |
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9 | 死への旅 | 1955 | 早川文庫 クリスティー文庫90 早川文庫1-24 HPB227 |
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10 | 無実はさいなむ | 1958 | 早川文庫 クリスティー文庫92 早川文庫1-30 HPB546 |
映画化「ドーバー海峡殺人事件」('84) |
11 | 蒼ざめた馬 | 1961 | 早川文庫 クリスティー文庫93 早川文庫1-47 HPB744 |
TVドラマ化「魔女の館殺人事件」('96) |
12 | 終りなき夜に生れつく | 1967 | 早川文庫 クリスティー文庫95 早川文庫1-23 HPB1048 |
映画化「エンドレスナイト」('71) |
13 | フランクフルトへの乗客 | 1970 | 早川文庫 クリスティー文庫96 早川文庫1-48 HPB1237 早川書房 世界ミステリ全集1('72) |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 招かれざる客 | 1999 | 講談社文庫('02) | チャールズ・オズボーンによる小説化 |
2 | Spider's Web | 2000 | - |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 屏風のかげに | 1930 | 中央公論社「ザ・スクープ」('83) | |
2 | 漂う提督 | 1931 | 早川文庫73-1 HMM'80.7-9 |
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3 | ザ・スクープ | 1933 | 中央公論社「ザ・スクープ」('83) |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 | |
1 | 死の猟犬 (検察側の証人) |
1933 | 早川文庫 クリスティー文庫55 早川文庫1-46 創元推理文庫105-1 HPB1135 |
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1 | 死の猟犬 | 1933 | |||
2 | 赤信号 | 1924 | |||
3 | 第四の男 | 1925 | 別冊宝石83('59) | ||
4 | ジプシー | 1933 | |||
5 | ランプ | 集英社「怪奇ファンタジー傑作選」('79) 番町書房 イフ・ノベルス3「クリスティー傑作集」('77) HMM'69.12 |
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6 | ラジオ | 1926 | |||
7 | 検察側の証人 | 1925 | HMM'69.10 | ||
8 | 青い壺の謎 (青い壺の秘密) |
1924 | 別冊宝石126('64) | ||
9 | アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件 | 1933 | |||
10 | 翼の呼ぶ声 (翼のまねき) |
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11 | 最後の降霊会 (最後の降霊術) (最後の心霊術) |
別冊宝石83('59) 別冊宝石105('61) |
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12 | S・O・S (SOS) |
1926 | |||
2 | リスタデール卿の謎 (白鳥の歌) |
1934 | 早川文庫 クリスティー文庫56 早川文庫1-61 創元推理文庫105-2 |
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1 | リスタデール卿の謎 (リスタデール卿の秘密) |
1925 | 宝石'58.1 | ||
2 | ナイチンゲール荘 (夜鶯荘) (うぐいす荘) |
1924 | 創元推理文庫100-3「世界短編傑作集3」('60) 嶋中文庫 グレート・ミステリーズ2「アクロイド殺害事件」('04) 東京創元社 世界推理小説全集51「世界短篇傑作集2」('57) 光文社文庫「世界傑作推理12選&ONE」('86) |
映画化「血に笑ふ男」('37) | |
3 | 車中の娘 | ||||
4 | 六ペンスのうた (六ペンスの唄) |
1934 | EQMM'57.1 | ||
5 | エドワード・ロビンソンは男なのだ (エドワード・ロビンソンは男でござる) |
1924 | |||
6 | 事故 | 1929 | 創元推理文庫169-1「毒薬ミステリ傑作選」('77) 別冊宝石83('59) |
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7 | ジェインの求職 | 1924 | |||
8 | 日曜日にはくだものを (日曜日には果物を) |
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9 | イーストウッド君の冒険 (シーストウッド氏の冒険) |
1924 | |||
10 | 黄金の玉 | 1934 | |||
11 | ラジャのエメラルド (ラジャーのエメラルド) |
1926 | |||
12 | 白鳥の歌 | ||||
3 | 黄色いアイリス | 1939 | 早川文庫 クリスティー文庫59 早川文庫1-56 |
米版のみ ポアロ5編、マープル1編、パイン氏2編他全9編 |
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1 | 仄暗い鏡の中に (暗い鏡のなかに) |
1934 | 創元推理文庫105-4「砂に書かれた三角形」 | ||
4 | 愛の探偵たち | 1950 | 早川文庫 クリスティー文庫61 早川文庫1-55 |
米版のみ全9編 邦訳はポアロ2編、マープル4編、クィン氏1編他全8編(「二十四羽の黒つぐみ」割愛) |
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1 | 三匹の盲目のねずみ (三匹の盲ネズミ) (三匹のめくらのネズミ) (三匹のめくらの鼠) (殺しのメロディー) |
創元推理文庫105-3「二十四の黒ツグミ」 国土社 少年SF・ミステリー文庫('83) EQMM'64.5 |
戯曲「ねずみとり」の原作 | ||
5 | 教会で死んだ男 | 1951 1961 |
早川文庫 クリスティー文庫62 早川文庫1-71 |
日本で独自に編纂(「The Under Dog and other Stories」('51)の8編+「Double Sin and other Stories」('61)の5編所収) ポアロ11編、マープル1編他全13編 |
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1 | 洋裁店の人形 (人形) |
番町書房 イフ・ノベルス3「クリスティー傑作集」('77) HMM'71.7 |
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6 | ベツレヘムの星 | 1965 | 早川文庫 クリスティー文庫94 早川書房('80) |
アガサ・クリスティー・マローワン名義、詩とクリスマス・ストーリー | |
1 |
ごあいさつ |
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2 | ベツレヘムの星 | ||||
3 | クリスマスの花束 | ||||
4 | いたずらロバ | ||||
5 | 黄金、乳香、没薬 | ||||
6 | 水上バス | ||||
7 | 夕べの涼しいころ | ||||
8 | 空のジェニー | ||||
9 | いと高き昇進 | ||||
10 | 神の聖者 | ||||
11 | 島 | ||||
7 | マン島の黄金 (マン島の黄金 クリスティー最後の贈り物) |
1997 | 早川文庫 クリスティー文庫64 早川文庫1-89 早川書房('98) |
ポアロ2編、クィン全10編 (クリスティー文庫版のみ12編) |
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1 | 夢の家 | 1926 | |||
2 | 名演技 | 1923 | |||
3 | 崖っぷち | 1926 | |||
4 | 孤独な神さま | ||||
5 | マン島の黄金 | 1930 | HMM'98.10 | ||
6 | 壁の中 | 1925 | |||
7 | 光が消えぬかぎり | 1924 | |||
8 | 白木蓮の花 (白もくれんの花) |
1926 | HMM'75.12 | 本来メアリ・ウェストマコット名義の作品 クリスティー文庫版のみ追加収録 |
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9 | 愛犬の死 | 1929 | HMM'76.12 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | The Witness for the Prosecution and other Stories | 1948 | - | 米版のみ 「死の猟犬」から6編+「リスタデール卿の謎」から2編+初収録の「二度目のゴング」の全9編 |
2 | The Under Dog and other Stories | 1951 | - | 米版のみ 「負け犬」+「教会で死んだ男」所収の8編の全9編 |
3 | Double Sin and other Stories | 1961 | - | 米版のみ 「最後の降霊会」+「教会で死んだ男」所収の5編の全15編 |
4 | The Golden Ball and other Stories | 1971 | - | 米版のみ 「リスタデール卿の謎」から8編+「死の猟犬」から5編+初収録の「白木蓮の花」「愛犬の死」の全15編 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | そして誰もいなくなった | 1944 | 新水社('84) HMM'90.10 |
「そして誰もいなくなった」の脚色 |
2 | ねずみとり | 1952 | 早川文庫 クリスティー文庫66 早川文庫1-57 HMM'75.12 |
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3 | 検察側の証人 (情婦) |
1953 | 早川文庫 クリスティー文庫67 早川文庫1-54 角川文庫('85) |
映画化「情婦」('57) TVドラマ化('82) |
4 | 蜘蛛の巣 | 1954 | 早川文庫 クリスティー文庫68 早川文庫1-58 HMM'79.12 |
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5 | 招かれざる客 | 1958 | 早川文庫 クリスティー文庫69 早川文庫1-53 EQ'79.1 |
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6 | 殺人をもう一度 | 1960 | 光文社文庫 EQ'86.1 |
「五匹の子豚」の脚色 ポアロ未登場 |
7 | アクナーテン | 1973 | 早川文庫 クリスティー文庫71 早川文庫1-90 HMM'02.1 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 | |
1 | 海浜の午後 | 1962 | 早川文庫 クリスティー文庫70 早川文庫1-79 |
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1 | 海浜の午後 | EQ'80.1 | |||
2 | 患者 | EQ'81.1 | |||
3 | 鼠たち | HMM'80.12 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 評決 | 1958 | 早川文庫 クリスティー文庫65「ブラック・コーヒー」 HMM'85.4 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | さあ、あなたの暮らしぶりを話して | 1946 | 早川文庫 クリスティー文庫85 早川書房('92) |
アガサ・クリスティー・マローワン名義 1975年改訂 夫との旅行記 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | The Road of Dreams | 1924 | - | |
2 | Poems | 1973 | - |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | アガサ・クリスティー自伝 | 1977 | 早川文庫 クリスティー文庫97・98(上下) 早川文庫1-86・87(上下) 早川書房(上下)('78) HMM'78.4-11 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | 愛の旋律 | 1930 | 早川文庫 クリスティー文庫75 早川文庫 NV105 |
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2 | 未完の肖像 | 1934 | 早川文庫 クリスティー文庫77 早川文庫 NV117 |
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3 | 春にして君を離れ | 1944 | 早川文庫 クリスティー文庫81 早川文庫 NV38 |
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4 | 暗い抱擁 | 1947 | 早川文庫 クリスティー文庫86 早川文庫 NV79 |
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5 | 娘は娘 | 1952 | 早川文庫 クリスティー文庫89 早川文庫 NV57 |
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6 | 愛の重さ | 1956 | 早川文庫 クリスティー文庫91 早川文庫 NV43 |
No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
1 | アガサ・クリスティー読本 | 1977 | 早川書房 新装版('90) 早川書房('78) |
H・R・F・キーティング他著 |
2 | 名探偵読本3 ポアロとミス・マープル | 1978 | パシフィカ('78) | 矢野浩三郎+数藤康雄編 |
3 | The New Bedside, Bathtub & Armchair Companion to Agatha Christie アガサ・クリスティー ミステリ・ハンドブック |
1979 | 原書房(新装版)('10) 原書房('99) |
ディック・ライリー&パム・マカリスター編 |
4 | 欺しの天才 ─アガサ・クリスティ創作の秘密 |
1980 | 秀文インターナショナル('82) | ロバート・バーナード著 |
5 | アガサ・クリスティーの生涯 | 1985 | 早川書房(上下) | ジャネット・モーガン著 遺族公認の伝記 |
6 | アガサ・クリスティー 生誕100周年記念ブック |
1990 | 早川書房('90) | |
7 | The Complete Christie: An Agatha Christie Encyclopaedia アガサ・クリスティ大事典 |
2000 | 柊風舎('10) | マッシュー・ブンスン著 |
8 | アガサ・クリスティー99の謎 | 2004 | 早川文庫 クリスティー文庫99 | 早川書房編集部編 雑学集 |
9 | アガサ・クリスティー百科事典 | 早川文庫 クリスティー文庫100 | 数藤康雄編 事典 |
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10 | ミステリーの生まれたところ ─NHKアガサ・クリスティー紀行 |
日本放送出版協会 | 坂本康子著、数藤康雄&NHKアニメーション室監修 | |
11 | アガサ・クリスティーの晩餐会 ─ミステリの女王が愛した料理 |
2006 | 早川書房 | アンヌ・マルティネッティ&フランソワ・リヴィエール著、フィリップ・アッセ写真 クッキング・フォトエッセイ |
12 | アガサ・クリスティーの秘密ノート/上 | 2009 | 早川文庫 クリスティー文庫101 | アガサ・クリスティー&ジョン・カラン著 |
13 | アガサ・クリスティーの秘密ノート/下 | 早川文庫 クリスティー文庫102 | アガサ・クリスティー&ジョン・カラン著 | |
14 | 映画で読むアガサ・クリスティー | 2010 | 近代映画社 SCREEN新書 | 北島 明弘著 |
No. | 事件名 | 発表年 | DVD | 備考 |
1 | Love from a Stranger 血に笑ふ男(米) |
1937 | - | 監督:ローランド・V・リー 脚本:フランセス・マリオン 主演:ベイジル・ラスボーン、アン・ハーディング 原作「ナイチンゲール荘」(「リスタデール卿の謎」所収) |
2 | そして誰もいなくなった(米) | 1945 | ジュネス企画('03) | 監督:ルネ・クレール 脚本:ルネ・クレール、ダドリー・ニコルズ 主演:バリー・フィッツジェラルド&ウォルター・ヒューストン 原作「そして誰もいなくなった」 |
3 | Love from a Stranger(米) | 1947 | - | 監督:リチャード・ウォーフ 主演:ジョン・ホーディアク、シルヴィア・シドニー 原作「ナイチンゲール荘」を基にした同名の戯曲 |
4 | 情婦(米) | 1957 | 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント('02) 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント「ビリー・ワイルダー DVDコレクションBOX」('02) |
監督:ビリー・ワイルダー 脚本:ビリー・ワイルダー、ハリー・カーニッツ 主演:タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ 原作「検察側の証人」(戯曲) |
5 | The Spider's Web | 1960 | - | 監督:ゴドフリー・グレイソン 主演:グリニス・ジョンズ、ジョン・ジャスティン 原作「蜘蛛の巣」(戯曲) |
6 | 姿なき殺人者(英) | 1965 | ワーナー・ホーム・ビデオ('06) | 監督:ジョージ・ポロック 脚本:ピーター・イェルダム、ダドリー・ニコルズ、ピーター・ウェルベック 主演:ヒュー・オブライエン 原作「そして誰もいなくなった」 |
7 | エンドレスナイト(英) | 1971 | ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン('08) ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン「アガサ・クリスティ:ミステリーDVDコレクション」(DVD-BOX)('07) |
監督:シドニー・ギリアット 脚本:シドニー・ギリアット 主演:ヘイリー・ミルズ、ハイウェル・ベネット 原作「終りなき夜に生れつく」 |
8 | And Then There Were None (Ten Little Indians) そして誰もいなくなった (伊・仏・スペイン・西独) |
1974 | - | 監督:ピーター・コリンソン 脚本:ピーター・ウェルベック 主演:オリヴァー・リード、エルケ・ソマー、リチャード・アッテンボロー 原作「そして誰もいなくなった」 |
9 | Ordeal by Innocence ドーバー海峡殺人事件(英) |
1984 | - | 監督:デズモンド・デイヴィス 脚本:アレクサンダー・スチュワート 主演:ドナルド・サザーランド、フェイ・ダナウェイ、イアン・マクシェーン 原作「無実はさいなむ」 |
10 | Ten Little Indians アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件(米) |
1989 | - | 監督:アラン・バーキンショー 脚本:ジャクソン・ハンシッカー、ジェリー・オハラ 主演:ナルド・プレザンス、ブレンダ・ヴァッカロ、フランク・スタローン 原作「そして誰もいなくなった」 |
No. | 事件名 | 発表年 | DVD | 備考 |
1 | おしどり探偵/なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?(英) | 1980 | ハピネット・ピクチャーズ「おしどり探偵 完全版7・8」('05) ハピネット・ピクチャーズ「おしどり探偵 完全版 DVD-BOX2」('05) |
監督:ジョン・ハワード・デイヴィス、トニー・ワームビー 脚本:パット・サンダース 主演:フランチェスカ・アニス、ジェームズ・ワーウィック 原作「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」 |
2 | Witness for the Prosecution 検察側の証人(米) |
1982 | - | 監督:アラン・ギブソン 脚本:ジョン・ゲイ 主演:ラルフ・リチャードソン、ボー・ブリッジス、デボラ・カー 原作「検察側の証人」(戯曲) |
3 | Agatha Christie's Sparkling Cyanide アガサ・クリスティ/スキャンダル殺人事件 (忘られぬ死)(米) |
1983 | - | 監督:ロバート・マイケル・ルイス 脚本:ロバート・マルコム・ヤング、スティーヴン・ハンフリー、スー・グラフトン 主演:デボラ・ラフィン、アンソニー・アンドリュース、ハリー・モーガン 原作「忘られぬ死」 |
4 | The Man in the Brown Suit 茶色の服の男 (アガサ・クリスティ/殺しのブラウン・スーツ)(米) |
1988 | - | 監督:アラン・グリント 脚本:カーラ・ジーン・ワグナー 主演:ステファニー・ジンバリスト、ルー・マクラナハン、トニー・ランドール 原作「茶色の服の男」 |
5 | アガサ・クリスティー/蒼ざめた馬 (魔女の館殺人事件)(米・英) |
1996 | ハピネット・ピクチャーズ('05) | 監督:チャールズ・ビーソン 脚本:アルマ・カレン 主演:コリン・ブキャナン、ジェイン・アッシュボーン、マイケル・バーン 原作「蒼ざめた馬」 |
6 | アガサ・クリスティー・コレクション 忘られぬ死(英) | 2003 | ハピネット・ピクチャーズ('05) | 制作:スーザン・ハリソン 脚本:ローラ・ラムソン 主演:ポーリーン・コリンズ、オリヴァー・フォード・デイヴィス、ケネス・クラナム 原作「忘られぬ死」 |
【参考】「アガサクリスティー自伝/下」(早川書房 ハヤカワミステリ文庫)